チベット吉祥柄とは
チベット吉祥柄とは、仏教における八宝を描いたもののことです。
八宝の意味は以下の通りです。
吉祥紐【ベルベウ】:無限の結び目は終わりのない愛と調和、広大無辺な慈悲の教えを表す
法輪【チュコール】:輪は人の本性を意味し、釈尊が説いた法に向い前進したら、悟りに至る八正道を象っています
勝幡【ギェルツェン】:勝利の旗印のように、あらゆる障害に打ち勝ち、功徳をまっとうしていることを表す
金魚【セルニャ】:輝く魚のことを金魚といい、水中で輝くように、運気を減退させるものを退けることを表す
宝傘【ドゥク】:権威や尊厳の象徴とされ、災いや煩悩など、悪しき影響を退け、平穏・平安をもたらすことを表す
蓮葉【ペマ】:精神が清浄な時を意味する 業(ごう)の泥の中から咲く、悟りの花の清らかさは、善行や純潔を表す
法螺貝【トゥン】:解脱を告げる右巻きの法螺貝で、生き続けることや、勝利への導き、名声を広めるといった意味もある
宝瓶【ブンマ】:壺は正常な精神が収められていること、全ての功徳に満ち溢れていることを表す