HELICHRYSUM
精油の云われ
ヘリクリサムの学名は「イタリアの金の太陽」という意味であり、美しい花が印象的です。別名で、イモーテル(不死)、エバーラスティング(永遠)、カレープラントなどがあります。花から採取された精油の香りは、とても深みがある、フローラルな花の甘さがある、スパイシーさがある、温かさがある、薫香のような香り、ハーバルな香り、などとさまざまに形容されます。
またギリシア神話の英雄であり、ホメロスの叙事詩であるオデュッセイアの主人公であるオデュッセウスが、コルシカ島の王女であるナウシカアにヘリクリサムで手当をしてもらったという伝承があります。米国では抗菌、抗炎症作用のある植物として使われ、神話でも使われ方も傷の手当となっています。また、右脳を開き、創造性を向上させ、夢の活動を増やすと信じている人もいるようです。精神性と個人の成長を促進するための瞑想のブレンドとして使用されることもあります。
ある博士によれば、感情的には、個人が未解決の感情、否定された、または埋葬された感情に触れるのを助けることができるとされます。また、過去に深く埋もれていた記憶を取り戻すのにも役立ち、心理療法において、患者が感情に対処するのを助けることを推奨しています。心の防衛機制を解放するのを助け、感情的なトラウマを処理する際の快適さを提供するとされます。その際にはヘリクリサムとジャスミンのブレンドを使用するようです。云われを総合的に見ると、心も体も癒してくれるヒーリング要素の強い精油と言えそうです。また、その名前の意味も太陽、不死、永遠と崇高であり、ぜひ用意しておきたい香りです。
精油名
ヘリクリサム / イモーテル / エバーラスティング
学名
Helichrysum italicum
科名
キク科
抽出部位
花
抽出方法
水蒸気蒸留法
原産国名
クロアチア
香りの系統
フローラル系。温かさと苦みがある甘くてスパイシーな香り
ノート
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相性の良い精油
オレンジスイート、ベルガモット、グレープフルーツ、ライム、レモン、ベチバー、サンダルウッド、アガーウッド、サイプレス、ジュニパーベリー、フランキンセンス
備考
てんかん症の方、キク科アレルギーの方はご使用をお控えくださいませ。
価格:750円(税込)
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