LAUREL LEAF
精油の云われ
学名のlaurusはラテン語で「賞賛する」、nobilisは「名高い」という意味の精油。勝利や達成の象徴とされてきました。また、予見のハーブとも云われ、古代ギリシア人は枕の下にローレルの葉を敷いて予知夢を見るように寝ました。ローレルの甘くスパイシーな香りは頭をクリアな状態にしたり、直感力を高める働きが期待されています。アポロンの聖樹として神聖視された樹木でもあり、古代ギリシアでは葉のついた若枝を編んで「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達、そして大詩人の頭に被せた。特に月桂冠を得た詩人は桂冠詩人と呼ばれる。中世のイタリアでは、ダンテやペトラルカ、タッソが一流の詩人として月桂樹を戴いている。乾燥した葉は香辛料ローリエになり、葉から水蒸気蒸留で得られる精油はローレルリーフエッセンシャルオイルとなります。葉は乾燥すると香りが強くなる性質があり、精油にする場合も葉を一度乾燥させてから蒸留することによって作られます。ハーバルかつスパイシーな薬草系の芳香があり、1,8-シネオールの含有率が高いため、消化器系と呼吸器系に良い精油と考えられています。
精油名
ローレルリーフ / ベイ / ベイローレル / ローリエ / 月桂樹
学名
Laurus nobilis
科名
クスノキ科
抽出部位
葉
抽出方法
水蒸気蒸留法
原産国名
トルコ
香りの系統
樹木系。ハーバルかつスパイシーで甘く、ローズマリーに似た香り
ノート
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相性の良い精油
ユーカリ、ラベンサラ、ローズマリー、シトロネラ、レモン、ゼラニウム、ラベンダー、オレンジスイート、コリアンダー、マジョラムスイート、サイプレス
備考
価格:820円(税込)
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