LOTUS WHITE
ABSOLUTE
精油の云われ
ロータスはアジア圏において古くから神聖な花として特別視されています。ヒンドゥー教の神話やヴェーダやプラーナ聖典などにおいて、ハスは特徴的なシンボルとして繰り返し登場します。クリシュナは「蓮華の目を持つ者よ」と美称され、アルジュナは「ハスの上に座す梵天(最高神)を、そしてシヴァ神、あらゆる賢者たち、聖なる蛇たちをわたしは見ます」と語り、「結果を最高神に任せ執着なく義務を遂行する者は、罪に迷わない。あたかもハスの葉に水が触れぬがごとく」は、後の仏教における「ハス」の象徴的用法と近いものとされます。また、ラクシュミーも蓮華の目を持ち、蓮華の衣をまとうとされます。神話から現代の仏教までつながる神聖さの象徴です。仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ。如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座になっています。また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっています。般若心経には「青蓮花赤蓮花白蓮花紅蓮花」との記述があり、ここでの青や、他で登場する黄色は睡蓮のみに存在する色である。仏典においては蓮と睡蓮は区別されず、共に「蓮華」と訳されています。東洋的なイメージが強いですが、ギリシャ神話ではロータスとして、現世を忘れ夢心地になれると言われる実をつける植物とされます。古代エジプトでは、ブルーロータスの花は朝に開き夕方には水の中に沈み、ホワイトロータスは夜に咲いて朝にはしぼむので、生の世界と死後の世界の象徴を2つの花に見ていました。日本ではロータスのホワイトとピンクはハス科の「蓮」、ブルーはスイレン科で「睡蓮」とよばれます。
精油名
ロータスホワイト アブソリュート
学名
Nelumbo nucifera
科名
ハス科
抽出部位
花
抽出方法
有機溶剤抽出
原産国名
インド
香りの系統
オリエンタル系。フローラル調のエキゾチックで濃厚な香り。
ノート
Middle
相性の良い精油
ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、サンダルウッド、ローズウッド、シダーウッド、フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン、クラリセージ、ラベンダー、ラベンサラ、ガルバナム
精油のデータ
備考
価格:4,980円(税込)
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