精油の云われ

ネパールは標高3000～5000メートルのヒマラヤの山岳地帯に自生する。 スパイクナードは非常に古い歴史を持つ精油で、古代エジプトやギリシャ時代から利用されていました。古代エジプト時代の香料「キフィ」の材料として、新約聖書においては、最後の晩餐の前にマグダラのマリアがイエスの足を洗うために使った「ナルドの香油(ナルデの香油)」としても知られています。インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダにおいても、スパイクナードはジャタマンシーと呼ばれ、香料やお香の原料として、不眠緩和などに使用されており、世界的に古くから親しまれてきたエッセンシャルオイルです。
神秘的な土のようなウッディーな香りのベースノートであるため、ほかの精油とブレンドして使うことをおすすめします。柑橘系やフローラル系の精油と一緒に使うことでそれぞれの香りに深みが出て良い調和となるでしょう。日々のストレス、固まった思考、悩み、苦悩からの解放のいわれがあります。解放された心には安定がおとずれ、流れを良い方向へと変えます。思考の安定系の精油と合わせて瞑想に使うこともおすすめされます。