VANILLA
ABSOLUTE
精油の云われ
バニラは、コロンブス以前の中央アメリカでタバコやカカオ飲料の香り付けに用いられていた香味料であり、スペインの征服者によってヨーロッパへと持ち帰られました。古代メキシコ以来、19世紀中頃にフランス人の栽培者が、彼らの知っていた花の人工受粉の方法の知識と、トトナコ族のバニラ・ビーンズの製法の知識を交換するまで、トトナコ族の人々が最良のバニラの生産者とされていました。現代ではメキシコやマダガスカル、インドネシアなどで多く栽培され、近年自然災害による生産量の低下により、価格がとても高騰しています。
バニラは種子が香料の原料となります。収穫した豆(種子鞘)には香りはありませんが、ここから発酵・乾燥を繰り返すキュアリングを行う事によって初めて独特の甘い香りがするようになります。鞘の中には非常に微細な黒色の種子が無数に含まれていて、キュアリングを経た種子鞘が「バニラ・ビーンズ」として多くのスイーツの香りづけとして、香水の原料として利用されます。
バニラの精油(アブソリュート)は、発酵工程を経た鞘から溶剤抽出されることで出来上がります。
主に癒しの云われが多く、リラックス効果、ストレス軽減、活力の増大、消化の促進、皮膚の改善、毛髪の正常化など、多くの伝承があります。
精油名
バニラ アブソリュート
学名
Vanilla planifolia
科名
ラン科
抽出部位
種子
抽出方法
有機溶剤抽出
原産国名
マダガスカル
香りの系統
スパイス系。甘いバニラの香り。
ノート
Base
相性の良い精油
シナモン、オレンジ、ベルガモット、レモン、ローズ、フランキンセンス、ベンゾイン、サンダルウッド、イランイラン、ジャスミン、パチュリ、ベチバー
備考
価格:1,450円(税込)
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